だるさに効く補中益気湯の効果と副作用!太る噂の真相と正しい飲み方
だるさに効く補中益気湯の効果と副作用!太る噂の真相と正しい飲み方にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
補中益気湯は、中国・金元時代の名医である李東垣(りとうえん)が考案した伝統的な処方です。漢方医学の言葉で「中(ちゅう=胃腸・お腹)」を補い、「気(エネルギー)」を益(ま)すという意味を持ちます。現代医学的に言えば、消化吸収システムを再起動させて全身へ栄養を行き渡らせ、低下した自律神経機能や生体防御能をボトムアップする働きを持ちます。
特にツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用41番)をはじめとする処方は、以下の10種類の生薬が絶妙なバランスで組み合わされています。
- 黄耆(オウギ)・人参(ニンジン):気を強力に補い、免疫力と体力を高める主薬。
- 白朮(ビャクジュツ)または蒼朮(ソウジュツ)・陳皮(チンピ)・生姜(ショウキョウ)・大棗(タイソウ)・甘草(カンゾウ):胃腸の働きを助け、水分代謝と消化機能を正常化する。
- 当帰(トウキ):血を補い、血行を促進して全身に滋養を行き届かせる。
- 柴胡(サイコ)・升麻(ショウマ):沈み込んだ気や内臓の働きを上方に引き上げる(昇提作用)。
長引く疲労や胃腸虚弱だけでなく、自律神経の乱れからくる全身倦怠感、寝汗、微熱感、さらには猛暑による夏バテや免疫力の低下に対しても優れた効果を示します。体内のエネルギー生産ラインそのものを立て直すアプローチであるため、対症療法にとどまらない根本的なリカバリーが期待できるのが大きな強みです。