なぜ「死や呪い」を意味する?黒百合や彼岸花など怖い花言葉の真相を徹底解説
なぜ「死や呪い」を意味する?黒百合や彼岸花など怖い花言葉の真相を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。
愛を伝える最高のギフトとされる薔薇(バラ)や、春を告げる愛らしいスノードロップにも、一歩解釈を誤れば相手を戦慄させる暗黒の意味が潜んでいます。愛の深さは、往々にして狂気や執着と背中合わせであることを花言葉は如実に物語っています。
薔薇の本数に隠された恐怖|13本・15本・16本が突きつける残酷な宣告
愛の告白やプロポーズの定番である赤い薔薇ですが、贈る「本数」によって意味が劇的に変貌します。一般的に1本は「一目惚れ」、108本は「結婚してください」という情熱的な誓いですが、以下の本数には注意が必要です。
- 13本:「永遠の友情」――恋人未満の相手や好意を寄せる相手に13本の薔薇を贈る行為は、フランスや英米圏の暗号文化において「あなたとは恋愛関係になり得ない」「友達のままでいましょう」という残酷な絶縁・脈なし宣告を意味します。
- 15本:「ごめんなさい(謝罪)」――関係の修復を迫る意味を持ち、プロポーズなどの祝いの場で贈ると「何か後ろめたい秘密を隠しているのか」と相手に疑心暗鬼を生じさせます。
- 16本:「不安な愛」――相手への不信感や揺らぐ心情の吐露。
- 17本:「絶望的な愛」――成就しない悲恋への諦念と、狂気に近い絶望。
スノードロップの「死の宣告」とマリーゴールドの「嫉妬と絶望」
春の訪れを告げる純白のスノードロップには「希望」「慰め」という美しい言葉がある一方、イギリスの一部地域では「あなたの死を望みます」という戦慄の花言葉が語り継がれています。ある民話では、冷たくなった恋人の遺体の上に純白のスノードロップを供えたところ、遺体が雪のように溶けて消えてしまったという哀歌が残されています。そこから「死者に手向ける花であり、生きた人間の家の中に持ち込むと死者を招く」という禁忌が生まれ、病室への持ち込みは厳重に忌避されてきました。
鮮やかな黄色やオレンジで親しまれるマリーゴールドもまた、負の感情を強く背負わされた花です。ギリシャ神話において、太陽神アポロンに恋をした乙女クリュティエは、アポロンの愛が別の女性に向いたことを知り、嫉妬のあまり狂乱してその恋敵の父親に密告します。結果として恋敵は生き埋めにされ、アポロンの怒りと軽蔑を買ったクリュティエは、絶望のまま立ち尽くし、日輪を見つめ続けながらマリーゴールド(諸説あり)へと姿を変えました。この物語から、黄色いマリーゴールドには「嫉妬」「絶望」「下劣な愛」という凄惨な意味が割り当てられているのです。