浮遊感を完全無効化!ジェットコースターが怖くない科学的克服法
浮遊感を完全無効化!ジェットコースターが怖くない科学的克服法の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
浮遊感の原因が「内臓の物理的な移動」にあるならば、対策は極めて明確です。体内での臓器のブレを抑え、自律神経の過剰興奮をコントロールする具体的な身体操作を解説します。
もっとも有効なのが、アトラクションの浮遊感を腹圧で抑えるコツです。ドロップの直前、コースターが頂点に達する1〜2秒前に「フッ」と短く息を吐き、下腹部(へその下あたりの丹田)にグッと力を込めます。このとき腹壁の筋肉を収縮させることで腹腔内圧が高まり、内臓が上部へ移動するための物理的スペースを強制的に塞ぐことができます。ウェイトリフティング選手が重いバーベルを持ち上げる際に行うブレーシング(腹圧固定)と同様の原理であり、これだけで内臓の浮き上がり感覚は体感で半分以下に抑えられます。
あわせてマスターしたいのが、ジェットコースター克服のための呼吸法のコツです。恐怖を感じると人間は無意識に息を止めがちですが、無呼吸状態は交感神経を極度に緊張させ、パニック反応を誘発します。落下中は息を止めるのではなく、細く長く「ふうううーっ」と口から息を吐き続けるか、後述するように叫び声を出し続けるのが正解です。呼気によって横隔膜が安定し、急激な血圧上昇と心拍数の乱れを抑制できます。
さらに、座り方にも重要なポイントがあります。座席に座ったら深く腰掛け、骨盤を立ててシートバックに背中全体を完全に密着させます。背もたれと腰の間に隙間があると、ドロップ時に体がシートから浮き上がってしまい、内臓だけでなく身体全体が投げ出される恐怖感を味わうことになります。安全バーを可能な限り隙間なく引き寄せ、足の裏全体を床面に強く押し当てて下半身を突っ張るように固定してください。