玉ねぎすりおろしをミキサーで激変!辛み・苦味ゼロにする調理科学
玉ねぎすりおろしをミキサーで激変!辛み・苦味ゼロにする調理科学の特集記事をお届けします。専門的な知識が満載です。
ミキサーで作った玉ねぎのすりおろしは、特性を正しく理解して使えばプロ顔負けの隠し味へと進化します。
ハンバーグをふっくらジューシーに柔らかくする方法
すりおろし玉ねぎには、タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)と豊富な水分が含まれています。ひき肉に対して肉重量の約5〜8%のすりおろし玉ねぎを練り込む、あるいは成形前の生肉をすりおろし液に15〜30分漬け込むことで、筋繊維が適度にほぐれて保水性が劇的に向上。焼き上がりがパサつかず、驚くほど柔らかく肉汁を閉じ込めたハンバーグに仕上がります。
カレーの隠し味としての卓越した効能
すりおろし玉ねぎをカレーの煮込み段階、またはルウを溶かす前のベースに加えると、微細な粒子が短時間でルー全体に溶け込みます。短時間の煮込みでも、まるで数時間じっくり炒めたアメ色玉ねぎのような深いコク、自然なとろみ、メイラード反応による芳醇な香ばしさを一瞬で付与することが可能です。
極上・自家製オニオンドレッシングの黄金比レシピ
ミキサーやハンドブレンダーを使えば、レストラン仕様の濃厚乳化ドレッシングがわずか30秒で完成します。
【材料(作りやすい分量)】
・玉ねぎ:1/2個(約100g、レンジ600Wで40秒加熱して粗熱を取る)
・醤油:大さじ3
・酢(または黒酢・米酢):大さじ3
・サラダ油(または米油・オリーブ油):大さじ4
・砂糖(またはハチミツ):大さじ1
・すりおろしニンニク:小さじ1/3
・黒胡椒:少々
※全材料をミキサー容器に入れ、乳化して白っぽくとろみがつくまで約20〜30秒撹拌するだけで完成します。
品質を落とさない冷凍保存テクニック
大量に作ったすりおろし玉ねぎは、酸化が進む前に急速冷凍するのが鉄則です。
・フリーザーバッグ保存:冷凍用保存袋に入れ、厚さ1cm以下の平らな板状にして空気を抜いて密閉。菜箸などで1回分ずつのスジ(溝)を入れて冷凍すれば、必要な分だけパキッと割って使えます。
・製氷皿(アイストレー)保存:大さじ1〜2杯分ずつキューブ状に凍らせ、凍ったらジッパー袋に移し替えます。スープやカレーの隠し味に1個ずつ投入できるため極めて便利です。
※冷凍庫での保存目安は約1ヶ月。解凍時は自然解凍か、加熱調理なら凍ったまま直接フライパンや鍋に投入してください。