コロンビアの哲人とは誰か?痛烈な名言と孤高の生涯を徹底解明
コロンビアの哲人とは誰か?痛烈な名言と孤高の生涯を徹底解明についての最新情報を徹底解説します。
インターネット上で「コロンビアの哲人」と称されて引用される人物の正体は、20世紀に活動したコロンビア出身の思想家、ニコラス・ゴメス・ダビラ(Nicolás Gómez Dávila / 1913–1994)です。
一般的に哲学界の権威といえば、ソルボンヌやオックスフォードといった名門大学で教鞭を執り、長大な体系的学術書を発表する碩学を想像しがちです。しかし、ゴメス・ダビラはそのようなアカデミズムの世界に背を向けました。コロンビアの首都ボゴタの上流階級の家庭に生まれ、生涯の大半を自邸の書斎で読書と思索だけに費やした、極めて特異な隠遁者でした。
彼が記した主著の形式は、体系的な論文ではなく、短く鋭利な「断章(アフォリズム)」です。生前は自費出版に近い形でごく少部数のみが流通し、母国コロンビアですら一部の愛書家しかその存在を知りませんでした。しかし没後、エルンスト・ユンガーをはじめとする欧州の保守思想家や文人たちに見出され、ドイツ、フランス、イタリアなどを経て、近年ついに日本の読書界やネット言論空間でも「本質を突く謎の哲人」として爆発的な関心を集めています。