まぶたが下がる原因は病気?片目だけ重い時の見分け方とセルフチェック
まぶたが下がる原因は病気?片目だけ重い時の見分け方とセルフチェックに関する主要な事実を詳しくまとめました。最新データをご覧ください。
上まぶたを持ち上げる動作は、主に「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)」という筋肉と、その先端にある「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」、そして「ミュラー筋」の連動によって行われています。これらが正常に機能しなくなることで、黒目(角膜)にまぶたが覆いかぶさる状態を総称して眼瞼下垂と呼びます。
臨床現場において最も頻度が高いのは、加齢や物理的刺激によって腱膜がまぶたの軟骨(瞼板)から外れたり薄く伸びたりする腱膜性眼瞼下垂です。厚生労働省の各種医療統計や日本形成外科学会の知見によれば、高齢化に伴い受診患者数は増加傾向にありますが、若年層でも発症例が目立ちます。その大きな引き金となっているのが、ハードコンタクトレンズの長期装用や、花粉症・アトピー等による日常的な目のこすり過ぎです。長年の着脱動作による物理的な牽引ストレスが、知らず知らずのうちに腱膜を痛め、まぶたが下がる原因を作っています。