アブとブヨの決定的な違い!刺された時の激痛と痒みを防ぐ撃退法
アブとブヨの決定的な違い!刺された時の激痛と痒みを防ぐ撃退法の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
襲われないための化学的バリアにも、正しい知識が欠かせない。一般的な虫除け成分として双璧を成すのがディート(DEET)とイカリジン(Icaridin)だ。日本ペストコントロール協会などの専門知見によると、吸血害虫対策には高濃度製剤(ディート30%またはイカリジン15%)が極めて有効とされている。
ディートはアブとブヨの双方に対して優れた忌避効果を発揮する実績確かな成分だが、化学繊維やプラスチックを溶かす性質があるため、高機能アウトドアウェアやギアへの直接噴霧には注意がいる。イカリジンは皮膚刺激が極めて少なく、服の素材を傷めない扱いやすさがある一方で、国内の適用表示においてブユには高い効果を示すものの、アブに対してはディートの方が確実性が高いとされる場面もある。
そして、ブヨに対して並外れた忌避力を示すのがハッカ油だ。ブヨはハッカやミント系に含まれるメントール成分の刺激臭を強烈に嫌う。無水エタノールと精製水にハッカ油を数滴垂らした自作スプレーをハットや靴下、足首回りに吹き付けておく手法は、渓流釣り師やキャンパーの間で実質的な標準装備となっている。また、両者ともに黒や紺といった暗い色彩に強く誘引される視覚特性を持つため、白や黄色、ベージュなど明るいトーンの衣服を着用することが物理的なファーストシールドとなる。