乱高下したガソリン価格の裏側!暫定税率失効と原油高騰の真実
乱高下したガソリン価格の裏側!暫定税率失効と原油高騰の真実の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
夏場の原油高騰がピークに達した直後、世界を揺るがす大事件が勃発する。リーマン・ショックに端を発する2008年世界金融危機だ。前半の激しいインフレ圧力から一転、後半は急激な世界景気の後退へと市場の景色は180度一変した。
当時、日本銀行総裁に就任したばかりの白川方明氏は、原油高による「悪性のインフレ」と、金融危機による「深刻な景気後退」という極めて難しい二正面作戦を迫られた。1バレル140ドルを超えていた原油価格は、金融危機の拡大とともに年末には40ドル割れまで暴落。半年間で価格が約4分の1になるという未曾有の乱高下は、中央銀行の金融政策判断を極限まで翻弄した。