昔の笑点は現在と別物?立川談志の降板劇と歴代メンバーの過激な真実
昔の笑点は現在と別物?立川談志の降板劇と歴代メンバーの過激な真実の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
昭和の『笑点』を語る上で欠かせない最大のハイライトが、桂歌丸と4代目三遊亭小圓遊による壮絶な罵倒合戦です。
桂歌丸 昔の姿といえば、やせ細った体型をネタにした「ガイコツ」「骨皮筋右衛門」「死神」といった強烈なキャラクターで知られていました。一方の小圓遊は、「ボクちゃんね」「キザでおしゃれな若旦那」を気取る美男子キャラ。この対照的な2人が大喜利の席で隣同士になり、容赦のない罵り合いを展開しました。
小圓遊が「あのガイコツ、まだ息をしてやがる」と毒を吐けば、歌丸が「お前のような田舎芝居のダイコン役者は肥だめに落ちろ」と返すなど、現代の地上波では放送コードすれすれのような激しい口論が繰り広げられました。あまりの迫力に、当時の視聴者の間では「2人は本当に殴り合いのケンカをしているのではないか」「楽屋でも口を利かない不仲」と本気で心配されたほどです。
しかし、実際の2人は舞台裏では極めて親しい盟友同士でした。お互いの芸を深く尊敬し合い、事前に「今日はこのネタでいくぞ」と阿吽の呼吸で打ち合わせを重ねていたプロの掛け合いだったのです。1980年10月、小圓遊が巡業先の山形県で脳出血のため42歳の若さで急逝した際、歌丸はニュースを聞いて絶句し、誰よりも号泣して盟友の死を悼みました。