山口勝平の歴代人気キャラ総まとめ!愛され続ける理由と名演の全貌
山口勝平の歴代人気キャラ総まとめ!愛され続ける理由と名演の全貌に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
山口勝平のキャリアを語る上で欠かせないのが、「明るい少年」「二枚目半のコミカルな役」というパブリックイメージを鮮やかに裏切る、怪演・怪作における名脇役の存在です。
その筆頭が『DEATH NOTE』のL(エル)です。企画当初、世間が抱いていた「山口勝平=快活なヒーロー」というイメージから、ボソボソとした低体温の喋り方、感情の起伏をあえて削ぎ落としたモノトーンな台詞回しを提示されたとき、視聴者と業界に走った衝撃は計り知れません。猫背で爪を噛み、砂糖菓子を口に放り込みながら冷徹に犯罪者を追い詰めるLの異形性を、彼は「喉の奥で音を鳴らすような独自のウィスパー発声」で見事に成立させました。この怪演によって、声優としての評価はさらに一段高いステージへと引き上げられることとなりました。
また、ゲーム発のメガヒット『ペルソナ4』のクマでは、語尾に「〜クマ」と付ける愛らしい着ぐるみボイスと、その内面にある「自分は何者なのか」という実存的な虚無感を巧みに同居させました。さらに、着ぐるみを脱いだ美少年状態では、一転して透明感のある甘いトーンを披露し、役者としての引き出しの多さを改めて見せつけました。
その他にも、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の矢安宮重清(重ちー)で見せた欲深くも無垢で哀切な最期や、『魔女の宅急便』のトンボ、『幽☆遊☆白書』の美しい魔闘家鈴木など、脇役でありながら物語の転換点となるキーパーソンを数多く演じ、唯一無二の爪痕を残し続けています。