柿ピー比率が7対3へ変わった真相!国民投票の裏側と重量・個数の盲点
柿ピー比率が7対3へ変わった真相!国民投票の裏側と重量・個数の盲点の全体像を詳しく解説してご紹介します。
亀田製菓が誇るロングセラー商品「亀田の柿の種」において、柿の種とピーナッツの配合比率見直しが正式に発表されたのは2020年3月のことでした。同年2020年5月下旬から6月にかけて順次出荷が開始され、約半世紀近く続いた「6対4」の時代から「7対3」の新時代へと舵が切られました。
この歴史的転換の引き金となったのが、2019年10月から11月にかけて実施された消費者参加型キャンペーン「当たり前を疑え!国民投票」です。当時、社内でも「長年親しまれた6対4を変えるべきではない」という慎重論が存在するなか、ユーザーの嗜好の変化を真正面から受け止めるべく実施された大規模な投票企画でした。
結果は関係者の予想を大きく超える反響を呼び、総投票数は25万5,903票に達しました。集計の結果、長年親しまれた「6:4」は19.8%で3位に沈み、柿の種をより多く味わいたいとする「7:3」が29.5%(7万5,598票)を獲得して堂々の1位に輝いたのです。なお、2位にはさらに柿の種比率を高めた「8:2」(24.5%)が食い込むなど、消費者の嗜好がより米菓本来の醤油風味や香ばしさを求める方向へシフトしている実態が浮き彫りとなりました。
亀田製菓の公式発表によると、同社はこの国民投票の結果を真摯に受け止め、単に比率を変えるだけでなく、最適な噛み応えや塩味のバランスを再設計した上で「7対3」を新たな黄金比率として採用する決断を下しました。