コーリンベルトとは?胸紐との違いや綺麗な衿元を作る使い方を徹底解説

コーリンベルトとは?胸紐との違いや綺麗な衿元を作る使い方を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

コーリンベルトとは、伸縮性のある平ゴムの両端にクリップを取り付けた和装用ベルトの名称です。もともとは「株式会社コーリン」が開発・販売した画期的な実用新案商品であり、その高い利便性から一般名詞化し、現在では各メーカーから発売されている同形状の「着付けベルト」全般を指す通称として広く知られています。

着物の初心者道具一覧にも必ずと言ってよいほど名前が挙がるアイテムですが、長年親しまれてきた「胸紐(むねひも)」とは構造と役割の面で明確な違いがあります。

従来の胸紐は、伸縮性のないモスリンや正絹(しょうけん)の紐を胸の下に巻きつけて結ぶため、着崩れを防ぐにはある程度の力で締め上げる必要がありました。その結果、「食事をすると胸元が圧迫されて苦しい」「深呼吸がしづらい」といったストレスの原因になりがちでした。

一方、コーリンベルトはゴムの適度なテンション(張力)を利用して左右の衿を引っ張り合う仕組みです。着用者が動いたり呼吸したりしてもゴムが伸縮して追従するため、衿元がズレることなく、かつ身体への強い圧迫を与えません。衿元の着崩れ防止と快適な着心地を両立させた点が、従来の着付け技術における一大イノベーションと評される理由です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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