あさりのバター焼き極上レシピ!身が縮まない黄金比と名店の味を再現
あさりのバター焼き極上レシピ!身が縮まない黄金比と名店の味を再現にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
あさり料理の成否を分けるのは、間違いなく下処理(砂出し)の精度です。どんなに味付けが完璧でも、一口噛んで砂のジャリッとした感触があれば料理全体の満足度はゼロになってしまいます。
砂抜きには、伝統的な「海水濃度の塩水に浸す方法」と、近年の調理科学で実証されている「50度のお湯を使う時短法」の2つがあります。それぞれの特徴と手順を押さえておきましょう。
1. 基本の塩水砂抜き(時間がある場合:所要2〜3時間)
あさりが生息する海水と同じ環境を作ることがポイントです。水500mlに対して食塩大さじ1(約15g=塩分濃度3%)を溶かします。バットなどの底が平らな容器にあさりを重ならないように並べ、貝の頭がわずかに出る程度のひたひたの水量にします。アルミホイルや新聞紙をかぶせて暗くし、室温(15〜20℃前後)で2〜3時間静置します。最後に貝同士をこすり合わせて流水で洗い、表面の汚れを落とします。
2. 50度のお湯によるヒートショック砂抜き(時短:所要15〜20分)
夕食の準備ですぐに使いたい場合に絶大な威力を発揮するのが、50度のお湯を使った砂抜きです。ボウルに熱湯と同量の常温水を混ぜて50度前後(触ると熱いが手を入れていられる温度)のお湯を作ります。そこにあさりを投入すると、貝がヒートショック(熱ストレス)を感じて自己防衛のために一気に殻を開き、体内の砂や老廃物を一気に吐き出します。そのまま約15分放置し、お湯の中で殻をこすり洗いするだけで完了します。貝の旨味成分であるコハク酸が抜けにくく、ふっくらと仕上がる利点もあります。