【現地取材】「本を読む場所」を超えた熱狂——多賀城図書館が誕生10年で証明した、地方都市・駅前再開発の未来形
【現地取材】「本を読む場所」を超えた熱狂——多賀城図書館が誕生10年で証明した、地方都市・駅前再開発の未来形の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
館内に足を踏み入れて真っ先に感じるのは、漂うエスプレッソの香りと心地よいBGMだ。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者として迎えたこの施設では、スターバックスコーヒーが1階に併設され、購入したドリンクを片手に館内の本を読むことができる。
当初、全国的な議論を呼んだ「TSUTAYA図書館」の運営スタイル。だが、10年が経過した今、多賀城の現場で聞こえてくるのは圧倒的に肯定的な評価だ。静まり返った閲覧室ではなく、ほどよい環境音が心地よい集中を生む。オープンな空間設計が、従来の図書館像を鮮やかに塗り替えた。