実物は美人なのになぜ不細工?写真写りが悪い理由と撮影改善術
実物は美人なのになぜ不細工?写真写りが悪い理由と撮影改善術の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
スマートフォンに搭載されている標準カメラの多くは、限られたスペースで広い範囲を撮影するために広角レンズを採用している。ここに着目のポイントがある。広角レンズ特有のパースペクティブ(遠近感の強調)は、レンズに近いものを極端に大きく、遠いものを小さく描写する。つまり、画面の中央に位置する鼻先が膨らみ、顔の側面や耳の後ろへと抜けるラインが急激にすぼんでしまう現象が発生する。
プロの撮影現場で重宝されるポートレート写真では、焦点距離が80mmから135mm程度の中望遠レンズが好んで用いられる。焦点距離が長くなることで、顔のパーツの前後関係が圧縮され、肉眼で見た印象に最も近い自然な遠近感が再現されるためだ。キヤノン株式会社をはじめとする最先端の光学機器産業においても、最新の光学設計やAI補正アルゴリズムを用いて、広角撮影時の顔面歪みをいかに自然に補正するかというテーマが熱心に研究され続けている。