日本の竹の種類と見分け方完全ガイド|三大有用竹から庭植え・竹害対策まで
日本の竹の種類と見分け方完全ガイド|三大有用竹から庭植え・竹害対策までの詳細解説をお届けします。最新トレンドがチェックできます。
日本国内で食用として親しまれているタケノコは、孟宗竹だけではありません。収穫時期や地域ごとに固有の味覚が存在し、山菜ファンの間で高値で取引されています。
春先から初夏にかけて出回る主要な食用タケノコには、以下のような際立った個性があります。
- 孟宗竹(3月〜4月):タケノコの代名詞。大型で肉厚、甘みと独特の風味があり、煮物、天ぷら、炊き込みご飯まで幅広く適応します。
- 淡竹(4月下旬〜5月):皮に毛がなく滑らか。えぐみの元となるシュウ酸が非常に少ないため、収穫直後であればアク抜きなしで手軽に調理できるのが最大の利点です。
- 真竹(5月中旬〜6月):別名「苦竹(にがたけ)」とも呼ばれる通り、独特のほろ苦さとシャキッとした強固な歯ごたえを持ち、油炒めやメンマの原料として絶大な人気を誇ります。
- 根曲がり竹(チシマザサ/姫竹)(5月〜6月):東北地方や信越地方の豪雪地帯に自生する小型のタケノコ。雪の重みで根元が曲がって生えることから「根曲がり竹」と呼ばれます。市場や地域によっては「姫竹(ひめたけ)」と呼称されますが、植物学的には同一の「チシマザサ(千島笹)」を指しています。アクが皆無に等しく、皮ごと炭火で焼く「一本焼き」や味噌汁の具材として珍重されます。