グラウトとは?モルタルとの決定的な違いや施工の注意点を解説

グラウトとは?モルタルとの決定的な違いや施工の注意点を解説に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

グラウト(Grout)とは、部材と部材の隙間や空洞、ひび割れ部分に流し込み、完全に一体化させるために用いられる流動性の高い充填材料の総称です。英語の「grout(液状モルタルを注入する)」に由来し、建築・土木の現場では構造耐力を確保するための要として重宝されています。

一般の方だけでなく現場の初学者からも「一般的なモルタルやコンクリートと何が違うのか?」という疑問が多く寄せられます。この3者の最大の違いは、「骨材の大きさと流動性」、そして「硬化時の収縮特性」にあります。

コンクリートはセメント・水・砂(細骨材)に加えて砂利(粗骨材)を含み、建物の柱や梁など大きな構造体そのものを形成します。モルタルは砂利を含まず、レンガの目地や壁の左官仕上げに広く使われますが、乾燥時に水分が抜けることで体積が縮む「乾燥収縮」を起こす性質があります。

もし構造物の隙間や基礎の据え付けに通常のモルタルを使うと、硬化後に隙間(空隙)が生まれてしまい、荷重を正しく支えることができません。そこで開発されたのが無収縮グラウト材です。特殊な膨張材や減水剤を配合することで、硬化時の収縮を完全にゼロ(または微膨張)に抑え、奥深い隙間まで自重で流れ込む自己流動性を備えています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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