カトリックとプロテスタントの決定的な違いとは?教皇・ミサ・歴史の真相
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日本におけるカトリック伝来の歴史は、1549年のイエズス会宣教師フランシスコ・ザビエルによる鹿児島上陸から始まります。戦国大名への布教を通じて九州地方を中心に信徒数を拡大し、最盛期には数十万人規模に達したと記録されています。
しかし、豊臣秀吉のバテレン追放令や徳川幕府による徹底した禁教政策により、激しい弾圧の時代へと突入しました。1597年の「日本二十六聖人殉教」に代表される弾圧下にあっても、長崎の五島列島や生月島などでは、司祭不在の中で口伝と独自の共同体組織を守り抜く「潜伏キリシタン」の信仰が約250年間にわたり継承されました。
幕末の1865年、長崎の大浦天主堂で起きた「信徒発見」は、世界の宗教史上でも極めて稀有な奇跡としてバチカンに衝撃を与えました。文化庁の統計によると、2020年代半ばの現在、国内のカトリック信徒数は約42万〜43万人(日本の総人口比で約0.3%)で推移しており、信徒比率自体は控えめながらも、上智大学や南山大学などの教育機関、聖路加国際病院に代表される医療福祉事業を通じて日本社会に多大な文化的貢献を果たしています。