宝くじ当せん金はなぜ非課税?家族への分配で贈与税がかかる意外な罠

宝くじ当せん金はなぜ非課税?家族への分配で贈与税がかかる意外な罠の背景について、専門知識を詳しくお届けします。

「当たったから家族にも半分分けてあげよう」。そんな親心や夫婦の助け合いが、国税庁の指摘によって大惨事に変わることがある。当せん金そのものは非課税であっても、獲得した本人が一度受け取った後に他者へ資金を移動させれば、それは法律上の「贈与」とみなされるからだ。

例えば、代表者1人が7億円を受け取り、後から配偶者や子供に1億円ずつ口座振込で分けたとする。この場合、1億円を受け取った家族には贈与税が課せられる。基礎控除後の課税価格によっては、半分近くを税金として納めなければならない。幸運を掴んだはずの宝くじ当せん者が、無知ゆえに多額の追徴課税に頭を抱えるケースは決して珍しくない。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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