映画『ベルサイユのばら』徹底解剖!豪華声優とMappa制作の真相
映画『ベルサイユのばら』徹底解剖!豪華声優とMappa制作の真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
本作のあらすじと結末は、原作の骨子を忠実に尊重しながらも、劇場版ならではの濃密なスピード感とカタルシスを追求した構成となっています。
18世紀後半、フランス・ブルボン朝の栄華を極めるベルサイユ宮殿。将軍家の跡継ぎとして「男」として育てられたオスカルは、近衛連隊長としてオーストリアから嫁いできた若き王妃マリー・アントワネットの警護を務めることになります。宮廷内での陰謀や、スウェーデン貴族フェルゼンとアントワネットの許されぬ道ならぬ恋、そして重税に苦しむフランス民衆の怒りを肌で感じるオスカル。
彼女の傍らには、常に身分違いの従者であり、魂の半身でもあるアンドレの姿がありました。貴族社会の不正と民衆の困窮を目の当たりにしたオスカルは、特権階級の地位を捨て、民衆の側に立ち戦うことを決断します。革命の銃火が激しさを増すなか、ふたりはようやく心を通わせ、互いの愛を誓い合います。
しかし、運命の濁流は容赦なく彼らを飲み込んでいきます。1789年7月14日、バスティーユ襲撃の激戦のなか、アンドレは銃弾に倒れ、オスカルもまた白刃を掲げ指揮を執りながら凶弾に散ることになります。愛する者を失い、自らの命が尽きる瞬間まで「自由・平等・友愛」の理想を掲げたオスカルの最期は、哀しくも気高く、観る者の胸を激しく揺さぶります。