葛西臨海公園の潮干狩り2026|西なぎさ無料アサリ獲り放題の真相
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ネット上で流布する「葛西臨海公園でアサリが獲り放題」という言説には、初心者が誤解しやすい二重の落とし穴が存在します。まず地理的な正確さを期すならば、潮干狩りが許可されているのは葛西臨海公園の敷地そのものではなく、葛西渚橋を渡った人工渚である葛西海浜公園の「西なぎさ」です。もう一方の「東なぎさ」はラムサール条約湿地自治体認証を受けた野鳥や生物の特別保護地区であり、一般人の立ち入りは固く禁じられています。
さらに重要なのが、葛西臨海公園 潮干狩り 料金・入場料の実態です。ここは千葉県や神奈川県にある管理潮干狩り場のように「入漁料を徴収し、前夜にトラックで大量のアサリを放流する施設」ではありません。入園料も採取料も完全無料のパブリックな干潟であるため、生息している貝は100%天然繁殖の個体に限られます。
そのため、千葉・木更津やふなばし三番瀬のように「砂を手で掻けば数分でザクザクと大粒のアサリが網いっぱいになる」という事態は起こり得ません。現地の環境保全担当者や調査記録によると、近年の東京湾奥部における天然アサリは、青潮や猛暑による貧酸素水塊の影響を強く受けており、発生量に大きな年較差があります。「無料でバケツ一杯のアサリを持ち帰って豪勢な深川飯を作る」という過度な期待を抱いて訪れると、痛い目を見ることになります。