水素水ブームの終焉と現在。「効果なし」と断じた消費者庁の判断から読み解くウェルネス業界の闇

今注目を集めている 水素水ブームの終焉と現在。「効果なし」と断じた消費者庁の判断から読み解くウェルネス業界の闇について、主要な情報を整理して公開しています。

かつて、水素水は「活性酸素を除去する」「アンチエイジングに最適」といった魔法のような謳い文句で市場を席巻した。テレビ番組や有名人のSNSでの紹介が火に油を注ぎ、オフィスやジムで水素水ボトルを手にする人の姿が日常茶飯事となった。

しかし、その熱狂は長くは続かなかった。消費者庁が乗り出し、販売業者に対して合理的な根拠を示すよう求めたところ、提出された資料はいずれも信頼性に欠けるものばかりだった。結果として、景品表示法違反(優良誤認)による措置命令が下され、ブームは急速に沈静化する。科学がマーケティングの嘘を暴いた瞬間だった。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest