頭を使うとカロリー消費で痩せる?科学的根拠と甘い物を欲す真相
頭を使うとカロリー消費で痩せる?科学的根拠と甘い物を欲す真相の重要なポイントについて、最新情報を基に徹底解説します。
「普段からこれほどエネルギーを食う臓器なら、難解な数学を解いたりプログラミングを組んだりすれば、消費カロリーが数倍に跳ね上がるのではないか」と期待されるのは自然な心理です。しかし、近年の代謝測定研究および脳機能イメージング(fMRIやPETスキャン)が示したデータは、残酷な現実を突きつけています。
リラックスしている状態と、限界まで集中して高度な計算や論理思考を行っている状態を比較した場合、思考時の消費カロリー1時間の増加分は、わずか数kcalから多くても10〜20kcal程度(飴玉1個分、あるいは散歩数分程度)に過ぎません。脳は「タスクに応じて消費量を急激に増減させる」のではなく、常に「ベースラインの消費量を極めて高く保ち、局所的に血流を配分し直している」からです。したがって、勉強ダイエット効果の真相としては、「頭を使うこと自体で劇的に体脂肪を燃焼させるのは極めて困難」というのが科学的な結論となります。