加藤ミリヤ『このままずっと朝まで』原曲の衝撃と歌詞の真実を徹底解剖

今注目を集めている 加藤ミリヤ『このままずっと朝まで』原曲の衝撃と歌詞の真実を徹底解剖について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

加藤ミリヤの音楽的アイデンティティを語る上で欠かせないのが、卓越したサンプリング手法です。本作『このままずっと朝まで』の元ネタとなっているのは、ジャマイカ出身のレゲエシンガーWayne Wonder(ウェイン・ワンダー)が2002年に発表した世界的メガヒット曲「No Letting Go」です。

「No Letting Go」のトラックの骨格を担っているのは、名プロデューサーのスティーヴン・“レンキー”・マースデンが手掛けた歴史的トラック「Diwali Riddim(ディワリ・リディム)」。手拍子を模したリズミカルなクラップ音と独特の跳ねるグルーヴが特徴で、ショーン・ポール(Sean Paul)の「Get Busy」やルミディー(Lumidee)の「Never Leave You」など、2000年代初頭のダンスホール・レゲエ旋風を牽引した伝説のリディムです。

さらに本作のフック(サビ)には、同じくレゲエクラシックであるタント・メトロ&デヴォンテ(Tanto Metro & Devonte)の「Everyone Falls In Love」の旋律へのリスペクトも色濃く反映されています。世界のクラブミュージックの最高峰を、日本のJ-POP/R&Bの文脈へ完璧に落とし込んだ彼女の手腕は、当時の音楽業界に鮮烈な衝撃を与えました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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