法律上の「見だらな行為とは」?不貞との境界線や逮捕リスクを弁護士が徹底解説
法律上の「見だらな行為とは」?不貞との境界線や逮捕リスクを弁護士が徹底解説についての真相をお届けします。
ニュース報道や世間の議論でしばしば混同されるのが、民法における不貞行為との概念上の違いである。不貞行為とは、婚姻関係にある配偶者が配偶者以外の者と自由な意思で性的関係(肉体関係)を持つことを指し、主に離婚請求や慰謝料請求という民事上の不法行為責任を問うための概念である。
対して「見だらな行為」は、主に刑事罰や行政上の補導対象に関わる概念であり、肉体関係の有無にとどまらず、著しく性的な情動を刺激する幅広い行為を包含する。婚姻関係の破綻を問題にする民事トラブルと、未成年者の保護や社会的性秩序の維持を目的とする刑事トラブルとでは、保護法益そのものが根本的に異なっている点に注意しなければならない。