パーム油は本当に体に悪い?危険視される理由と健康リスクの真相

パーム油は本当に体に悪い?危険視される理由と健康リスクの真相とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

日本の加工食品のパッケージを見ると、原材料名に「植物油脂」とだけ記載されているケースが珍しくありません。この植物油脂の主原料として圧倒的な割合を占めているのが、熱帯植物であるアブラヤシの果肉から抽出されるパーム油です。

パーム油の最大の強みは、常温で半固体(ペースト状)を保ち、酸化しにくく加熱に強い点にあります。揚げ油として使えばサクサクした食感が長持ちし、チョコレートやアイスクリームに加えれば滑らかな口溶けを作り出せます。さらに単位面積あたりの収穫量が他の植物油に比べて圧倒的に高いため、食品メーカーにとってはコストを抑えて品質を安定させるための不可欠な存在となっています。

しかし、家庭用ボトルとして一般に販売されることが少ないため、消費者は「自分がパーム油を食べている」という自覚を持ちにくいのが実情です。知らないうちに大量に口にしているという見えにくさが、健康不安を増幅させる要因の一つになっています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest