虫歯で顔が腫れる原因と危険性|蜂窩織炎のリスクと緊急対処法
虫歯で顔が腫れる原因と危険性|蜂窩織炎のリスクと緊急対処法の全貌を詳しく解説してご紹介します。
Q1:腫れが引いた後に痛みが消えたら、そのまま歯医者に行かなくても大丈夫ですか?
A1:絶対に放置してはいけません。痛みが引いたのは、溜まった膿がどこかの組織を突き破って一時的に内圧が下がったか、神経が完全に死に絶えたためであり、骨の中の細菌感染巣は残ったままです。放置すれば確実に再発し、次回はさらに広範囲かつ重篤な蜂窩織炎を引き起こします。
Q2:顔が腫れている当日にすぐ抜歯して治してもらえますか?
A2:原則として、顔が赤くパンパンに腫れている急性炎症のピーク時には即日抜歯は行いません。炎症組織内は酸性に傾いており局所麻酔が極めて効きにくい上、出血過多や傷口から細菌が血流に乗って全身に広がる「菌血症」のリスクがあるためです。まずは抗生剤の点滴や切開排膿で炎症を落ち着かせ、数日から数週間後に抜歯を行うのが標準的な治療手順です。
Q3:虫歯ではなく親知らずが原因で顔が腫れることもありますか?
A3:非常に多く見られます。特に下顎の親知らずが斜めや横向きに生えている場合、歯と歯茎の隙間に汚れが溜まり「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」を起こして顎下や頬が大きく腫れ上がります。重症化すると虫歯由来と同様に蜂窩織炎へ進展するため、同様の緊急対応が必要です。