カラスウリの花が夜に咲く理由とは?レースの美と花言葉の真相

カラスウリの花が夜に咲く理由とは?レースの美と花言葉の真相の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

野外観察で初心者が最もつまずきやすいのが、近縁種である「キカラスウリ」との混同、そして「雄株」と「雌株」の識別です。カラスウリは雌雄異株(しゆういしゅ)であり、株ごとに雄花しか咲かない個体と雌花しか咲かない個体に分かれています。

比較項目カラスウリ(本種)キカラスウリ(近縁種)生態・観察の見極めポイント開花時間帯完全な夜間(日没後〜未明)
※朝には萎む夕方〜翌日午前・昼前まで
※日中も咲き残る午前中に開花していればキカラスウリの可能性大花の形状とレースレースの糸が非常に細長く、外側に大きく広がるレースの先端が太めでやや房状、花全体も大型カラスウリの方が線が細く幾何学的な繊細さを持つ葉の手触り・質感表面に短毛が多く、触るとビロードのようにザラつく表面につややかな光沢があり、滑らか葉の光沢の有無は昼間でも判別できる確実な指標秋に実る果実長さ5〜7cmの楕円形、鮮やかな朱色〜赤色長さ7〜10cmの球形〜卵形、鮮やかな黄色種子の形状も異なる(カラスウリは「打ち出の小槌」型)

次に、同じカラスウリにおけるカラスウリ 雄花 雌花 見分け方です。花びらのレース部分だけを見るとそっくりですが、花の根元(花筒の基部)と中心部を確認すれば即座に判別できます。

雄花(おばな)は、1本の長い花茎から複数のつぼみが次々と伸びて咲きます。花の根元はすっきりとした細い茎のままで、花の中央部を覗くと黄色い花粉をびっしり蓄えた3本の雄しべが合体しています。

一方の雌花(めばな)は、花茎に1輪ずつしかつきません。最大の特徴は、花びらの根元に長さ1〜2cmほどの小さな緑色の膨らみ(子房=将来の実になる部分)がある点です。花の中央には3つに分かれた緑色の柱頭(雌しべ)が鎮座しています。秋に実をつけるのは当然この雌株だけです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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