大竹しのぶと元夫・服部晴治の真実|遺言の手紙と家族が紡いだ絆
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結婚から3年後の1985年、二人の間には待望の長男である大竹二千翔(にちか)が誕生します。「20世紀から21世紀へと力強く羽ばたくように」という願いを込めて名付けられた我が子の誕生は、一家にとって無上の喜びとなるはずでした。
しかし、幸福の絶頂に影を落としたのが、服部晴治を襲った重病でした。診断された死因は進行性の胃がんでした。発覚した時点ですでに病状は深刻化しており、大竹しのぶは乳飲み子を抱えながら、献身的に夫の看病を続ける過酷な闘病生活の経緯を辿ることになります。
当時のインタビューや自著の手記において、大竹しのぶは「少しでも長く生きてほしい、奇跡が起きてほしいと祈り続ける日々だった」と胸中を明かしています。懸命の治療と看護が続けられたものの、病魔の進行を食い止めることは叶わず、1987年初頭、服部晴治は享年44歳(満44歳没)の若さで息を引き取りました。長男・二千翔がまだ1歳半という、あまりにも早すぎる父親との死別でした。