指の皮をむく癖はなぜ止まらない?皮膚むしり症の正体と治し方
指の皮をむく癖はなぜ止まらない?皮膚むしり症の正体と治し方の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
皮膚をむしる行為が日常化し、出血や炎症を繰り返しても自力で止められない場合、精神医学における「皮膚むしり症(スキン・ピッキング障害)」に該当する可能性があります。これはDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)において、強迫症および関連症群に分類されるれっきとした疾患です。
皮膚むしり症の特徴は、自分の意志でコントロールすることが極めて困難であり、行為の後に激しい自己嫌悪や恥ずかしさを伴う点にあります。「指先を見られるのが恥ずかしくて人前で手を出せない」「手袋が手放せない」といったように、社会生活や対人関係に支障が出ている場合は、専門的な治療対象となります。
根底には強迫性障害特有の「頭から離れないこだわり」や「不快感を排除したい衝動」が存在しており、気合や根性だけで克服しようとするアプローチはかえってプレッシャーとなり、症状を悪化させる危険を孕んでいます。