セスジスズメ幼虫に毒はある?触った時の危険性と正しい駆除対策
セスジスズメ幼虫に毒はある?触った時の危険性と正しい駆除対策の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
毒がないため、過度に恐れず確実な物理的・化学的対策を講じることが重要です。幼虫のサイズや発生規模に応じた具体的な駆除手順を解説します。
1. 早期発見のサイン:巨大な黒いフンを見逃さない
セスジスズメの幼虫は保護色や葉裏への潜伏で見つけにくい場合がありますが、株元や地面に落ちている直径3mm〜5mmほどの正露丸状の黒いフンが決定的な目印になります。フンが落ちている直上の葉裏を丹念に探すと、ほぼ確実に潜んでいる個体を発見できます。
2. 物理的な捕殺(見つけ次第の捕殺)
幼虫には毒針がないため、園芸用手袋やトング、割り箸などを使って容易につまみ取ることができます。捕獲した幼虫はビニール袋に入れて処分するか、踏み潰す等の処置を行います。成虫は夜間に飛来して1卵ずつ産み付けるため、葉裏に産み付けられた直径1mm前後の緑色球形の卵を指で潰すことも効果的です。
3. 薬剤散布による防除
サトイモやサツマイモなどの野菜類には、有機栽培でも使用可能な「BT剤(ゼンターリ顆粒水和剤やバチレックス水和剤など)」が極めて有効です。BT剤はチョウ目幼虫のみに作用し、天敵や人体への安全性が高いメリットがあります。園芸花きには「オルトラン水和剤」や「スミチオン乳剤」などの浸透移行性殺虫剤が幅広く利用されます。
4. 雑草管理と防虫ネットの活用
周囲にヤブガラシなどの雑草が生い茂っていると成虫を呼び寄せる誘引源になります。圃場周りの除草を徹底すること、また栽培初期から0.6mm〜1.0mm目の防虫ネットでトンネル被覆を行うことで、夜間の成虫飛来と産卵を物理的に遮断できます。