冷凍食品は体に悪い?保存料不使用の真相と毎日食べるリスク検証
冷凍食品は体に悪い?保存料不使用の真相と毎日食べるリスク検証の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。
消費者の間で根強く囁かれる「冷凍すると栄養がスカスカになる」という言説も、栄養学の観点からは明確な誤解です。特に野菜類においては、収穫の時期と加工工程を正しく理解する必要があります。
生鮮野菜は収穫された瞬間から呼吸を続け、店頭に並び家庭の冷蔵庫に保管されている間にもビタミン類などの栄養素が徐々に分解・揮発していきます。一方、冷凍野菜はもっとも栄養価が高まる「旬」の時期に収穫され、短時間でブランチング(熱湯や蒸気による加熱殺菌と酵素の不活性化)を行った直後に急速凍結されます。そのため、オフシーズンにハウス栽培され長距離輸送された生野菜と比較すると、冷凍野菜の方がビタミンCやカロテンの残存量で上回るケースが多々報告されています。
客観的なエビデンスを可視化するため、生鮮品と冷凍品の各要素を客観データと業界基準に基づいて整理しました。
このように、客観的な数値を見る限り、冷凍野菜の栄養価比較において生野菜に引けを取る要素はほとんどありません。むしろ下処理が不要でフードロスを減らせるメリットを考慮すれば、賢い食生活の味方であると評価できます。