金のなる木育て方決定版|葉が落ちる原因と花を咲かせる管理術
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株が巨大化してバランスを崩したり、枝が混み合って下葉が落ちたりした場合は、適切な剪定(切り戻し)と植え替えを行うことで樹形を美しく再生できます。
1. 剪定・切り戻しのベストタイミングと手順
剪定の最適期は、生育活動が旺盛になる4月中旬から6月上旬です。間延びした枝や内側に向かって伸びる不要な枝を、節の約1cm上の位置で清潔な剪定バサミを使ってカットします。金のなる木は萌芽力(ほうがおりょく)が極めて高いため、茎を大胆に切り戻しても、数週間後には切り口のすぐ下の節から元気な新芽が2〜3本顔を出します。風通しを改善することで、カイガラムシなどの害虫予防にも直結します。
2. 失敗しない植え替えの手順
鉢植えの土は2〜3年経過すると粒が崩れて目詰まりを起こし、排水性が著しく低下します。植え替えは4月〜6月、または暑さが引いた9月中旬〜10月に行いましょう。
植え替えの3〜4日前から水を完全に切り、土を乾燥させておきます。鉢から株を抜き取ったら、古い土を軽く落とし、黒ずんで傷んだ古い根を清潔なハサミで切り取ります。使用する土は市販の「多肉植物・サボテン専用の土」など、日向土や赤玉土、パーライトを主体とした水はけ抜群の配合土を選びます。植え替え直後はすぐに水を与えず、1週間ほど日陰で休ませてから最初の水やりを行うことで、根の切り口からの雑菌侵入と腐敗を防ぎます。
3. 挿し木と葉挿しによる増殖
剪定で切り落とした枝は、挿し木として簡単に増やすことができます。切り取った枝を日陰で3〜7日ほど放置し、切り口がカルスで完全に乾燥して塞がったのを確認してから、乾いた土に挿します。発根するまでの約2〜3週間は一切水を与えず、明るい日陰で管理するのが成功の秘訣です。また、健康な葉を土の上に置いておくだけでも葉の付け根から発根する「葉挿し」も可能であり、手軽に新しい小株を増やす楽しみがあります。