尿の色で命を守る!血尿スケール危険度判定と緊急受診のサイン

尿の色で命を守る!血尿スケール危険度判定と緊急受診のサインの要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

尿の色が鮮やかな赤ではなく、「コーラ色」や「濃いウーロン茶色」に濁っている場合、出血源は膀胱や尿道ではなく腎臓そのもの(糸球体)にある可能性が高い。日本透析医学会や厚生労働省の統計でも示されている通り、慢性糸球体腎炎やIgA腎症を放置することは、将来的な人工透析導入リスクを著しく高める要因となる。

腎臓のフィルターである糸球体が炎症を起こして破壊されると、変形した赤血球が尿中へと漏れ出し、酸化して褐色へと変色する。このタイプの血尿は蛋白尿を伴うケースが多く、放置すれば数年から十数年をかけて確実に腎機能を蝕んでいく。

自覚症状に乏しいまま進行する腎機能障害を食い止めるためには、尿蛋白と尿潜血が同時に陽性となった段階での腎臓内科連携が欠かせない。早期のステロイド治療や扁桃摘出療法によって、透析への移行を回避できる道が開かれている。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest