ポケモンゲットだぜの誕生秘話!松本梨香のアドリブと現在
ポケモンゲットだぜの誕生秘話!松本梨香のアドリブと現在の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
アニメ第1話「ポケモン! きみにきめた!」(1997年4月1日放送)の収録現場。そこには、後に世界的なムーブメントとなる歴史的フレーズの原型がありました。当時の台本に記されていたのは、「キャタピー、ゲット」といった状況を説明する無機質なト書きやシンプルなセリフに過ぎませんでした。
しかし、マイクの前に立ったサトシ役の松本梨香氏は、少年が初めて自力でポケモンを捕まえた途方もない喜びと興奮を表現するため、直感的に語尾を強め、全身全霊のエネルギーを込めて「ポケモン、ゲットだぜーッ!」と絶叫しました。この魂の籠もったアドリブに、湯山邦彦総監督をはじめとする制作陣は即座に反応。「それで行こう!」と現場で採用が決まり、キャラクターの魂を決定づける決め台詞となった経緯が、数々の特番インタビューや回顧録で明かされています。
このセリフの爆発的な浸透を決定づけたのが、同作のオープニングテーマ『めざせポケモンマスター』(作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず)です。イントロの冒頭に松本氏による「ポケモン、ゲットだぜ!」のボイスが収録され、シングルCDは累計185万枚以上のミリオンセラーを記録。言葉のリズムそのものが、当時の子どもたちの身体感覚に深く刻み込まれました。