おかっぱとボブの違いとは?美容室で失敗しないオーダー術と垢抜けの法則
おかっぱとボブの違いとは?美容室で失敗しないオーダー術と垢抜けの法則の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。
おかっぱとボブを区別する最大の要素は、「前髪・毛先のカットライン」と「スタイルの成り立ち」にあります。見た目のレングスは同じあご周辺であっても、設計思想が根本から異なります。
おかっぱ頭の歴史由来をたどると、日本では平安時代の貴族の子女の髪型「振分髪(ふりわけがみ)」や、江戸時代以降の子どもの伝統的な髪型に行き着きます。前髪を眉の上でパツンと切り、サイドからバックにかけて同じ高さで水平に切り揃えた形状が、川に棲む妖怪「河童(かっぱ)」の頭頂部に似ていたことからその名がつきました。装飾的な崩しを一切入れず、直線を強調した幾何学的な造形が特徴です。
一方、ボブは20世紀初頭の欧米で女性解放のシンボルとして誕生しました。1920年代のフラッパー文化や、1960年代に伝説の美容師ヴィダル・サスーンが生み出した幾何学的かつ立体的なカット技法により、頭骨の丸みに沿って毛流れを作るヘアスタイルへと進化を遂げた経緯があります。