一番だしの取り方完全解説!昆布と鰹節の黄金比とプロの極意
一番だしの取り方完全解説!昆布と鰹節の黄金比とプロの極意にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
だしの基本となる合わせだしにおいて、昆布と鰹節が織りなすうま味の相乗効果は科学的にも証明されています。昆布に含まれるグルタミン酸と、鰹節に含まれるイノシン酸が合わさることで、単体で味わうときの数倍から7〜8倍ものうま味を感じられるようになります。この相乗効果を最大限に引き出すための基本比率が「水1L:昆布10〜20g(1〜2%):鰹節20〜30g(2〜3%)」です。
プロの現場で徹底されているのは、素材ごとの最適な一番だし抽出温度と時間の厳守です。昆布は高温になりすぎるとぬめりや雑味、えぐみ成分であるアルギン酸が溶け出してしまいます。そのため、水から弱火でじっくりと加熱し、鍋底から小さな気泡が立ち上る60℃〜65℃前後を保ちながら約10分〜15分かけてうま味を抽出するのが理想です。
沸騰直前の80℃前後で昆布を取り出した後、火を止めるかごく弱火にして鰹節を一気に投入します。鰹節の香気成分とイノシン酸は高温短時間で抽出されるため、投入後はグラグラ煮込まず、火を止めて1〜2分静置して沈むのを待つのが鉄則です。