壁紙のカビ取りで擦るのはNg?白さを取り戻すプロ直伝の裏技と対策

壁紙のカビ取りで擦るのはNg?白さを取り戻すプロ直伝の裏技と対策とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

多くの人がカビを発見した直後にやってしまう「濡れ雑巾やブラシで力任せに擦る」という行為。一般社団法人日本防カビ学会の知見や内装リフォーム事業者の現場検証データによると、この行動はカビの胞子を周囲へ飛散させ、壁紙内部へ菌糸をより深く押し込む結果を生むと指摘されています。

日本の住宅で主流となっている「塩化ビニール樹脂壁紙(ビニールクロス)」は、表面に微細な凹凸(エンボス加工)が施されており、裏面は紙で裏打ちされています。ブラシなどで強い摩擦を加えると、表面の防水コーティングが削れ、微細な傷から水分とカビ菌が裏紙や石膏ボードへと一気に浸透してしまいます。

そこで現場のプロが実践している裏ワザが、「キッチンペーパーとラップを用いた薬液密着湿布法」です。擦るのではなく、有効成分を含ませたペーパーを貼り付け、気化を防ぎながらカビの根元まで薬剤を浸透させて色素と菌を無力化するアプローチが、壁紙を傷めず真っ白に戻すための決定打となります。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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