【家庭菜園必見】硫安とは?尿素との違いや即効性の特徴・使い方を解説
【家庭菜園必見】硫安とは?尿素との違いや即効性の特徴・使い方を解説とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
抜群の扱いやすさを誇る硫安ですが、土壌管理の観点から見逃せないデメリットがあります。それが生理的酸性肥料であるという点です。
硫安を土壌に施すと、植物はプラスイオンであるアンモニウムイオン(NH4+)を優先的に吸収します。その結果、マイナスイオンである硫酸根(SO4 2-)が土壌中に取り残され、水素イオンと結びつくことで土壌酸性化(pHの低下)を引き起こします。
同じ場所で硫安ばかりを連続施肥していると、知らぬ間に土が酸性に傾き、カルシウムやマグネシウムの吸収阻害、生育停滞を招きます。定期的に苦土石灰や消石灰をすき込んで酸度調整を行うことが、連用時の必須条件となります。
もう一つの重大な注意点がアルカリ性資材との混用禁止です。消石灰や草木灰などの強アルカリ性資材と硫安を同時に混ぜてしまうと、激しい化学反応を起こしてアンモニアガスが発生します。せっかくの窒素成分が大気中へ揮散して無駄になるだけでなく、ハウスやトンネル栽培では有毒ガスによって作物の葉が枯死する重大事故に直結します。