Elt『Shapes of Love』解体新書|90年代の金字塔が放つ真価
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Every Little Thingが1997年10月22日にリリースした通算6枚目のシングルは、『Shapes Of Love / Never Stop!』という強力な両A面シングルでした。当時のJ-POPシーンはCDバブルの絶頂期にあり、タイアップと連動したシングルヒットがアルバムのメガヒットへ直結するダイナミックな構造を持っていました。
本作の表題曲である『Shapes Of Love』は、佐藤藍子主演で話題を呼んだテレビ朝日系ドラマ『研修医なな子』のドラマ主題歌に抜擢。過酷な医療現場で奮闘しながら一人前の医師を目指す主人公のひたむきな姿と、アップテンポでエネルギッシュな楽曲の世界観が見事にシンクロし、オリコンシングルチャートで初登場3位を記録、累計30万枚を超えるロングセラーとなりました。
当時の音楽業界関係者の証言によると、「デビュー曲『Feel My Heart』や『Future World』で築いたシンセポップ路線に、よりドラマティックなロックギターとキャッチーなサビメロを融合させたことで、ライト層を一気にコアファンへと引き上げる決定打となった」と評価されています。このヒットが翌1998年4月に発売され、ダブルミリオン(最終的に350万枚超)を達成した金字塔的2ndアルバム『Time to Destination』収録曲としての絶対的な存在感へと結実していくことになります。