痰の色画像でセルフチェック!緑や黄色・茶色の危険度と受診目安
痰の色画像でセルフチェック!緑や黄色・茶色の危険度と受診目安にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
Q1:痰の色が緑色になったら、市販の風邪薬や去痰薬で治せますか?
A1:市販薬のみでの完治は困難です。緑色の痰は好中球のミエロペルオキシダーゼ酵素が充満している証拠であり、細菌感染が中等度以上に進展している可能性が高い状態を示します。市販の感冒薬は症状を緩和する対症療法薬に過ぎず、原因菌を殺菌する抗菌薬(抗生物質)は含まれていません。放置すると気管支炎から肺炎へと悪化する恐れがあるため、内科や呼吸器内科で喀痰検査を受け、適切な処方を受ける必要があります。
Q2:朝起きたときだけ茶色い痰が出ます。日中は出ないのですが受診は必要ですか?
A2:受診を強く推奨します。就寝中は線毛運動や嚥下反射が低下するため、夜間に気道内で生じた微量出血や蓄積した分泌物が気道内に留まり、酸化されて茶褐色に濃縮されます。それが起床時の咳とともに一気に押し出されるため、朝だけ茶色く見えるのです。喫煙歴がある場合はCOPDや慢性気管支炎、非喫煙者でも非結核性抗酸菌症や気管支拡張症の初期徴候であることが多いため、呼吸器内科での胸部CT検査が推奨されます。
Q3:痰を無理に出そうと強く咳き込むと喉が痛みます。飲み込んでも大丈夫ですか?
A3:痰を飲み込んでしまっても、強酸性の胃酸によって大半の病原体は殺菌されるため、胃腸炎などの二次被害を引き起こす危険性は極めて低いです。しかし、痰は体外へ異物を排除するための生体防衛反応であるため、可能な限りティッシュなどに優しく吐き出すのが理想です。無理に激しく咳き込むと気道粘膜を傷つけ、そこから毛細血管が破綻して新たな出血を招くため、加湿器の利用や水分摂取によって痰の粘り気を薄め、自然な去痰を促してください。