鼻の上のニキビはなぜ目立つ?面疔の見分け方と即効ケアの真実
鼻の上のニキビはなぜ目立つ?面疔の見分け方と即効ケアの真実について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
「触れるだけでズキズキと激痛が走る」「赤く硬いしこりのようになって腫れ上がっている」――そのような場合、それは尋常性痤瘡ではなく、毛包の深部に黄色ブドウ球菌が感染して生じる毛包炎(もうほうえん)や面疔(めんちょう)の可能性を疑う必要があります。両者は外見が似通っているものの、病態生理も有効な治療薬も全く異なります。
日本皮膚科学会の尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン等でも示されている通り、アクネ菌は嫌気性菌であり皮脂を好む常在菌ですが、面疔の原因となる黄色ブドウ球菌は創傷部や免疫低下部位に日和見感染する通性嫌気性の化膿菌です。指で鼻を頻繁に触る癖がある人や、鼻毛を毛抜きで無理に抜いて粘膜周辺に微小な傷を作ってしまった人は、そこから黄色ブドウ球菌が侵入して面疔を発症する頻度が高くなります。