新聞記者の年収は1000万超え?全国紙と地方紙の格差と激務の真相
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新聞記者の労働形態を特徴づけているのが、労働基準法に基づく「専門業務型裁量労働制」です。記者の業務は突発的な事件や取材相手の都合に左右されるため、出退勤時間を厳密に管理することが難しく、「あらかじめ労使協定で定めた時間(例:1日9〜10時間)を働いたものとみなす」制度が多くの新聞社で採用されています。
この新聞記者の裁量労働制と残業代の仕組みには、明確なメリットとデメリットが存在します。実働時間が短くても一定のみなし残業手当が支給される反面、「1日15時間働こうが、徹夜で原稿を書こうが、固定の裁量手当以外に残業代が1円も上乗せされない」という事実上の定額働かせ放題を生む温床となってきました。
かつては潤沢に支給されていた取材交際費や、長距離移動で利用できたハイヤー・タクシーチケットの支給基準も厳格化の一途をたどっています。「激務でも経費で美味いものが食べられ、金回りが良かった」という昭和・平成初期の記者像は完全に崩壊し、新聞記者の激務ぶりと労働環境を巡る評判は、就職活動を行う学生の間でも急激に厳罰化・ホワイト化を求める声へと変化しています。