激痛に直射!薬剤師が教える歯痛市販薬の選び方と緊急応急処置
激痛に直射!薬剤師が教える歯痛市販薬の選び方と緊急応急処置の特集記事を解説します。専門的な知識が満載です。
薬が手元にない、あるいは薬を服用してから効き始めるまでの30分間をどう乗り切るか。夜間の激痛には、物理的な応急処置が大きな威力を発揮する。
まず試すべきは、患部の外側からの冷やすアプローチだ。氷水を浸したタオルや冷却シートを頬の上から当てると、局所の血流が抑制されて神経の興奮が和らぐ。ただし、氷を直接歯に当てるのは逆効果だ。冷感刺激で神経が過剰反応し、激痛が跳ね上がることがある。
さらに、ぬるま湯で薄めた食塩水でのうがいも効果的だ。歯間に詰まった痛みの原因物質や食べカスを水圧で洗い流すことで、圧迫感が軽減する。絶対に避けるべきなのは、入浴や飲酒、激しい運動だ。体温が上がり血流が促進されると、歯根膜の圧力が一気に高まり、悶絶するような痛みに襲われる。横になると頭部に血がのぼるため、就寝時も枕を高くして上半身を少し起こした姿勢を保つのが痛みを和らげる裏ワザだ。