水前寺清子『365歩のマーチ』歌詞の意味と誕生秘話|名フレーズの深層
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『365歩のマーチ』がクラウンレコードからシングル盤としてリリースされたのは、1968年(昭和43年)11月10日のことでした。当時の日本は、いざなぎ景気の真っただ中にあり、翌1969年には国民総生産(GNP)が西ドイツを抜いて世界第2位へと躍進する激動の時代。社会全体が猛烈なスピードで前進を求める一方で、日々の競争や過密労働に疲弊する人々が急増していた時期でもありました。
そんな時代背景の中、ボーイッシュな着物姿と圧倒的な声量で「チータ」の愛称で親しまれていた水前寺清子が放った本作は、瞬く間に爆発的な大ヒットを記録します。オリコンチャートの上位に長期滞在し、ミリオンセラーを達成。同年の『第19回NHK紅白歌合戦』をはじめ、紅白の舞台でも通算6回にわたり歌唱され、水前寺清子の代名詞となりました。