ベトナム国旗の金星紅旗が語る真実!五芒星と赤に秘めた歴史の光
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金星紅旗が現在の姿で全土に翻るまでには、冷戦下の過酷な分断という痛ましい試練があった。
ジュネーヴ協定によって北緯17度線で国が引き裂かれた時代、北の民主共和国が金星紅旗を掲げ続けた一方、南部では異なる意匠が生まれた。ベトナム戦争の最前線に立った南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)の旗を覚えている人も多いだろう。上部が赤、下部が青、中央に黄色の星を配したデザインだ。青は平和への渇望を示し、赤と青の二重構造は「まだ祖国が統一されていない過渡期」を痛切に訴えかけていた。
1975年のサイゴン陥落、そして翌年の南北統一を経て、南ベトナム解放民族戦線の旗はその役目を終え、金星紅旗が唯一無二の国旗として統一ベトナム全土へ掲げられた。今日の私たちが目にする一本の旗の裏には、国土の分断と統一という巨大なドラマが横たわっている。