甲子園の空模様を完全解剖!試合開催を左右する風と雨の最新データ
話題沸騰中の 甲子園の空模様を完全解剖!試合開催を左右する風と雨の最新データについて、多角的な視点をご紹介しています。
勝敗を決めるのは選手の技術だけではない。近年のボールパークにおいて注目を集めるのが、気象条件が試合データに与える影響を科学的に解明する「スポーツ気象学」の存在だ。中でも甲子園名物の「浜風」は、右打者の大飛球を押し戻し、左打者の引っ張った打球を思いのほか遠くへ伸ばす独特の性質を持つ。
阪神タイガースを率いた岡田彰布氏をはじめとする歴代の指揮官や名将たちも、この特有の風とグラウンド状態を計算に入れて緻密な采配を振るってきた。降水量によって湿った土が打球の転がりを低減させ、外野の天然芝に溜まった水分が濡れたボールの滑りを引き起こす。天候という見えないプレーヤーの存在を読み解くことこそ、勝利への近道にほかならない。