生理中の喉の痛みは風邪じゃない?原因と見分け方・市販薬の対処法
生理中の喉の痛みは風邪じゃない?原因と見分け方・市販薬の対処法について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
多くの人が陥りがちな最大の盲点は、喉の違和感を感じた直後に「市販の総合感冒薬(風邪薬)」を習慣的に飲んでしまうことです。
一般的な総合風邪薬には、鼻水を止めるための抗ヒスタミン成分(マレイン酸クロルフェニラミンなど)が含まれています。抗ヒスタミン薬には抗コリン作用があり、鼻水だけでなく唾液や粘液の分泌まで抑えてしまう性質を持ちます。つまり、ホルモンの影響ですでに粘膜が乾き切っている喉に総合風邪薬を入れると、喉の乾燥がさらに悪化し、痛みを長期化させる悪循環に陥りかねません。
また、インターネット上の一部で「毎月喉が腫れるのは慢性扁桃炎だから抗生物質を飲むべき」という言説が見受けられますが、これも大きな誤解です。細菌感染の確定がない状態で漫然と抗生物質を服用しても効果がないばかりか、腸内細菌叢を乱してかえって全身の免疫力を低下させるリスクを孕んでいます。
さらに、黄体期には自律神経の乱れから胃酸が逆流しやすくなる「逆流性食道炎」が誘発され、胃酸が喉を刺激して痛みを起こしているケースも珍しくありません。喉そのものの炎症ではなく、消化器や自律神経系からのアプローチが必要な場合もある点に留意が必要です。