特異度とは?感度との違いや計算式をわかりやすく解説【2026】
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特異度を深く理解する上で欠かせないのが、もう一方の主役である「感度(Sensitivity)」との対比です。感度とは「実際に病気がある人のうち、検査で正しく陽性と出た割合」を意味します。つまり、病気の見逃し(偽陰性)をどれだけ防げるかを示す指標です。
この関係性を一目で把握するために使われるのが、医療統計学や機械学習で標準的に用いられる「混同行列(Confusion Matrix)」です。
【混同行列の構造】
・真陽性(TP):病気あり & 検査陽性(正解)
・偽陰性(FN):病気あり & 検査陰性(見逃し・エラー)
・偽陽性(FP):病気なし & 検査陽性(誤診・エラー)
・真陰性(TN):病気なし & 検査陰性(正解)
感度は左側の「実際に病気があるグループ(TP+FN)」に着目し、そのうちTPが占める割合を測ります。一方の特異度は、右側の「実際に病気がないグループ(FP+TN)」に着目し、そのうちTNが占める割合を評価します。「感度は見逃し防止、特異度はぬれぎぬ防止」と覚えると、実務でも迷いません。