石鎚山の鎖修行は危険?難易度・迂回路と事故リスクの真相を徹底検証
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石鎚山の登山道(表参道・成就ルート)には、山頂の石鎚神社 頂上社 修験道へと続く道中に合計4箇所の鎖場が設置されています。それぞれの鎖場は傾斜角、長さ、そして岩壁の形状が大きく異なり、求められる技術や体力の水準も一様ではありません。一般的な登山道の鎖場とは比較にならないほど鎖の1コマが巨大で重厚に作られており、手足の置き場を的確に見極める冷静な判断力が問われます。
現場取材および愛媛県山岳連盟などの関係資料を精査すると、最初の洗礼となる「試しの鎖」が心理的な最大の障壁となっている実態が浮き彫りになります。登りだけでなく74メートルもの急激な「下り」を強いられる構造になっており、ここで恐怖心から身動きが取れなくなる登山者が少なくありません。一方、本鎖である「一の鎖」「二の鎖」「三の鎖」は山頂に向かって段階的に斜度と長さが増していく設計となっており、最高峰の弥山直下にそびえる三の鎖はほぼ垂直の岩壁が立ちはだかります。